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初めて実家を出る時住まいはどうする?自分に合った暮らし方を探そう

2018/11/23

大学生や新社会人になると、家を出て一人暮らしを始める人も多くなります。

新生活の期待がふくらむ半面、初めて親元を離れて生活をすることへの不安も大きいのではないでしょうか。

現在、若者が家を出た後の暮らし方は一人暮らしや下宿に留まらず、

ルームシェアやシェアハウスなどいろいろな選択ができるようになりました。

今回は、若い世代に注目されているさまざまな住まいの形を紹介します。

①どのくらいの大学生が親元を離れて暮らしている?

進学・就職を機に一人暮らしデビューというケースが多いかと思いますが、

実際にはどのぐらいの大学生が親元から離れて住んでいるのでしょうか。

JASSO※によると、アパート、下宿、学生寮といった自宅以外で暮らしている大学生の割合は私立大で三分の一程で、

国公立では半数以上だそうです。

私立は学校数が多く学費が高い、対して国公立は学費が安く地方からの入学者が多いことから、

国公立の方が一人暮らしや寮生活の割合が高くなるのでしょう。

大学生全体で見ると半数近くが自宅以外で暮らしていることになります。

※JASSO「平成28年度学生生活調査結果(P5)居住形態別学生数の割合」2018年3月

②さまざまな住まいのタイプ

一口に一人暮らしといっても、住まいのタイプにはいろいろあり、

どのタイプの住まいを選択するかでその後の生活が大きく変わります。

部屋を決めた後に気に入らなくなってまた引っ越しというのは大変なので、

どんな暮らし方が自分に合うのか確認しておきましょう。

・一人暮らし用の部屋を借りて住む

まず実家から離れて暮らす住まいで一番多いのは、

大学や会社の近くにある賃貸アパートやマンションを借りるという選択。

一人暮らし向けの1Kやワンルームといった間取りはファミリー向けよりはコンパクトな分、

比較的安い家賃で借りることができます。

学生寮や学生会館のような管理人がいないので、門限やルールに縛られることがありません。

・親戚の住まいに同居

進学先や就職先から近い距離に親戚の家がある場合、

親戚の家にお世話になるという方法もあります。

費用面で負担が少なく、両親にも安心してもらえるでしょう。

なお、社会人やアルバイトなどで一定以上の収入があった場合、

親戚の世帯に入ってしまうと親戚の所得税や住民税などに影響がでる可能性が考えられます。

住民票は親戚と同居でも別世帯にすることができるので、

税金や保険料の支払いまで親戚に頼ることのないように世帯は別々にしておくことをおすすめします。

・下宿

ある住居(大家さん)の一部屋を借りて住むことを下宿といいます。

一般的に、部屋の数に余裕のある大きな一軒家というイメージ。

大家さんが別室に住んでいて、何かあったときに助けになってくれたりするので安心感があります。

食事を提供してくれるケースもあります。

大家さんご一家に一人で住む場合と、他の部屋にも下宿生が住んでいる場合とがあります。

・学生寮

学校が運営している、学生同士がお互いを高めあい、集団生活を学ぶ場として設けられているいわゆる「教育寮」です。

学生向けの住まいだけあって、オートロックやモニター付きインターホンなどのセキュリティ面の設備が充実している物件もあります。

管理人さんも一緒に住む場合もあり、生活面での指導や来客の対応などをしてくれます。

個室から複数名同室まで学生寮によっていろいろで、勉強や就職のことについて先輩からアドバイスを受けて、勉強になることも。

・学生会館

民間が学生向けに運営している建物で、入居者の中には別の学校の学生もいたりします。

家具や家電が備え付けで、共用の館内設備も充実していることから、

費用は食事込みで月額7~10万円程。

学生寮のように管理人さんが常駐しているので、宅配便の受け渡しや共用部の清掃はお任せできます。

・賃貸物件を借りて友人とルームシェア

一軒家やマンションの一室などで、友人や知人と一緒に住むのがルームシェアです。

一緒に不動産会社で暮らす家を探して、敷金などの初期費用から毎月の家賃など全てを頭割りにするのが一般的です。

シェアハウスよりも部屋を自分たちで決められるので、うまく見つければ安くて広めの部屋に住むことができるでしょう。

ただ、どれだけ仲がいい友人同士でも距離が近すぎるとお互いの短所が見えてきて悪い方向へ転じてしまうという懸念もあります。

・シェアハウス

シェアハウスがルームシェアと違うのは、建物を運営している会社と直接賃貸借契約を結ぶところです。

シェアハウスには同じ興味をもつ人が集まるコンセプトシェアハウスや、

外国人と暮らせるシェアハウスなどもあり、部屋を借りる以外のコミュニケーションをとりたい人には注目の住まい方です。

③暮らしを重視した家探しを

一人暮らしをしたいと思った時、どんな家に住もうかという「建物」から考え始める場合が多いですが、

大切なのはどんな「暮らし」をしたいのかということ。

個室が欲しい、友人を作りたい、費用負担が少ない方がよい等、住まいで自分がこだわるポイントを整理してみましょう。

いきなり一人暮らしが不安というのであれば、同じ建物内に管理人や大家さんが住んでいる学生会館や下宿がおすすめです。

下宿生や寮生との交流もあり、実家を離れた寂しさを忘れさせてくれることでしょう。

社会人の場合、信頼のおける相手とのルームシェアや、新しい出会いに期待してシェアハウスなんかもいいかもしれません。

しかし、家族以外の他人との生活は人によっては気を使いすぎてしまうことも。

せっかくの家でリラックスできないこともあるので、そこは無理をせずに自分の性格も考えて慎重に決めるといいでしょう。

■まとめ

・大学生全体の半数近くが自宅以外の住まいで暮らしている

・家を出た後の住まいの選択肢は一人暮らしに限らず、下宿や寮、ルームシェア、親戚の家などさまざまある

・自分が楽しめて安心できる暮らしが実現できそうな住まいを探すことが大切

(引用元 https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00230/)

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